2007年12月15日 NO.4
◎視察研修を終えて
ごみ処理施設そのものの技術的レベルは、迷惑施設と呼ぶ域を脱した感がある。余熱利用の施設整備などを考えたとき、人里はなれた場所にひっそりとでは、あまりにも効率が悪すぎる。効率が悪いというよりもったいない。施設周辺の環境整備にしても、山の中で緑化・公園化というのはナンセンスであり、それよりも、町の真ん中に緑あふれるオープンスペースや温水を楽しめる施設を伴った清掃工場があったほうがイメージ的にも優れていると思えるようになった。実際、東京都では、渋谷や目黒など大都会の真ん中に清掃工場が作られているし、また、清掃工場の立地について、条件をつけての立候補制を検討している地方都市があることも事実である。
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