20220716 NO.3
◎傾山登山
傾山(かたむきやま)は、九州中核をなす日本百名山の祖母山から連なり、大分県と宮崎県の県境をなす尾根線上にある。祖母傾国定公園に指定されている。
新型コロナ対策で自粛していた山登り遠征であるが、もうそろそろということで、ゴールデンウイーク中に軽めに再開することになった。人込みを避ける意味からも、マイナーな傾山を選択した。
photo-1 急峻な岩場の傾山山頂
photo-2 見るからにマイナーな登山口
5月3日夜、八幡浜港に向かい、4日午前1時15分八幡浜発、3時40分臼杵着の九四オレンジフェリーに乗船。船中で2時間ほどの仮眠をしただけで、そのまま登山口に向けて出発した。
日帰り予定のため、車の走行時間を考慮し、特にマイナーな冷水登山口からのコースを選択。標高1,605mの山、実登1,040mという前情報だけで登り始めた(6時10分)ところ、いきなりの急坂をクリアし主尾根に出て、これは楽勝と思いきや、その後急降下、急登坂を三回繰り返し、ひいひい言いながら山頂についたのは10時10分すぎで、4時間余りの行程であった。
photo-3 大分宮崎県境の尾根 熊本との3県境まで続く
photo-4 山頂の三角点と標柱 だれかが傾けてある
この時期の傾山は、アケボノツツジが有名であるが、中腹までの花は終わっているものの、標高が上がるにつれて開花しているものが現れて、特に山頂付近は満開であった。
photo-5 山頂のアケボノツツジ
photo-6 山頂近くの群落
下山も同じコースをたどるしかなく、こちらは2時間半かかって、午後1時40分に登山口にたどり着くことができた。今回は、標高などから甘く見ていたのと睡眠不足の強行軍が重なって、かなりしんどい思いをした。
私も6月に高齢者の仲間入りし、仲間も含めて体力が衰えてしまう前にきつい山を踏破しようということになり、夏山は、日本ナンバー3の奥穂高岳(3,190m)を目指すことになった。
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