2007年2月16日 NO.2
◎宇都宮市「市政に関する世論調査」について

 この調査は、市民の市政に対する考え方・希望を把握し、市政運営の基礎資料とするべく昭和43年から毎年実施しているそうで、20〜80歳の市民を調査対象とし、住民基本台帳から無作為で100分の1抽出している。有効回収率が40%近くまで落ち込んだこともあったが、近年は上昇傾向で、平成18年度は58.5%であった。
 調査項目は、計画されている施策などの状況に合わせて、毎年各部局からの要望によって決められているそうで、過去の調査内容を見ることによって、時代の流れが読み取れるように思える。
 継続は力なりと言われるが、毎年続けることによって、市民にその調査自体が認知され有効化されるし、回収率も上昇する。その結果を行政に反映することによって、相乗効果が現れて、ますますよい方向に向かうのではないだろうか。予算額上では微々たるものであるから、今治市においても早急に取り組みたいものだ。

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