20241125 NO.1
◎6回目の選挙戦を前にして
令和7年2月9日に行われる今治市議会議員選挙を前にして、前回記事で述べたように、「住民が安心して幸せに暮らせる」まちづくりを主眼にして訴えていきたい。
合併前の2000年を基準とした2030年の今治市の人口予測では、約180,000人が約129,000人になるとされていた。現時点での今治市の人口は約148,000人であり、予測と比べて減少の度合いは緩やかになっている。これは、予測をした当時と比べて雇用などが堅調に推移していることによるものと思われる。外国籍住民の増加も想定外である。(現在の外国人住民は4,000人あまり)
合併前の市町村別にみてみると、当時から過疎化が進行していた菊間や島嶼部は想定より人口減少が緩やかになっており、それに対して、住宅団地造成などで人口を維持していた波方、朝倉、玉川が想定を大きく下回るまで減少している。旧今治市と大西の減少率は小さい。
人口減少は想定より緩やかになっているものの、少子化の進行は驚くほどになっている。合併後数年間は1,300人前後で推移していた年間出生数が、令和元年には1,000人を下回り、今や700人を切ってしまっている。今後も減り続けるだろうから、学校の再編など様々な課題が待ち受けている。
少子化は国家を揺るがすような大問題であり、様々な対応がなされてはいるが、その効果が現れるのはいつのことやら想像さえできない。今治市では、生まれてくる数少ない子供たちを地元につなぎ留めておく努力をしなければならないと思っている。
photo-1 おんまく樋口四継獅子 二本が回転中
photo-2 おんまく樋口五継獅子 この後回転した
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