20170425 NO.3
◎私事旅行
山梨県に住む叔父宅へ初訪問することと、韮崎市大草地区の桃の木の仕立て方を視察する目的で、4月18日から2泊3日の旅に出た。ちょうど、甲信地方は桜時期であり、以前から行ってみたいと思っていた長野県伊那市の高遠城址を最初の目的地とした。
・天下第一の桜
高遠城は日本百名城のひとつであり、城全体が桜で覆われている。この桜は、明治8年に荒れはてていた城址に旧藩士たちが馬場の桜を移植したことから始まっている。古くから天下第一の桜と称されて、さくら名所百選にも選ばれている。
訪れた日に一気に開花したそうで、快晴の空と相まった見事な景観は美しいとしか表現のしようがなかった。この日は平日で、前日が大嵐であったにもかかわらず、来場した大型バスが120台以上であったと聞く。海山城展望公園も歴史を重ねてこのようになればと思わされた。
photo-11 高遠城本丸の桜
photo-12 大型バス駐車場から見る桜
・大草の桃の木
大草方式と呼ばれる桃の木の仕立て方は、大枝を株本から傘をさかさまに広げたようにまっすぐ伸ばすのが特徴で、低樹高で管理がしやすく、加えて高品質、多収という理想形の一つである。その手法を実視することができた。
photo-13 養生途中の若木園
photo-14 直径15m以上に広がった成木
・富士山周遊
山梨県中央市からひと山越えて本栖湖、精進湖、西湖を巡り、河口湖で2泊目。最終日は忍野八海観光をし、山中湖を廻って三島駅から新幹線で帰路についた。天候に恵まれて、どこからも美しい富士山を望むことができた。
photo-15 河口湖からの富士山
photo-16 人込みの忍野八海から
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